
平素はモバカルネットをご利用いただき、誠にありがとうございます。
今回のリリースでは、こちらの機能を新たに追加いたします。
- カスタムウィザード作成機能
- 外来機能の変更
- カルテ編集時の予定表反映の初期表示設定
- レントゲン算定時の入力順
- 診療レポート(様式2)の作成
- カルテ入力時のオフライン保存
- ファルコバイオシステム社FORESTとの検査オーダー連携
- シェーマの機能拡張とボタン名称の変更(手書き機能)
- リリース案内のウェブ化
2013年12月13日
※やむを得ない理由によりリリース日またはリリース予定の機能が変更となる場合がございます。
本案内に関するお問い合わせは弊社医療サポートまでご連絡ください。
(TEL) 045-414-9660 (Eメール) medical8@ntt-et.co.jp
1. カスタムウィザード作成機能
「入力ウィザード」のようなカルテ入力用のウィザードをご自由にカスタマイズして、所見入力にご利用いただけるようになります。
また、[診察開始]を押した際に、自動で起動するウィザードの種類をユーザごとに登録することができるようになります。
操作方法
■登録方法- [設定]>[カスタムウィザード]を開きます。
- [新規作成]を選択します。
- (1)見出しを入力します。
- (2)診療タイプ・科を入力します。
- (3)表示設定で、カスタムウィザード内にバイタル入力欄、次回診療日を表示する場合はチェックします。
- ウィザード内の項目を入力します。
項目名 入力項目のタイトルです。 項目タイプ テキスト(1行) 1行の自由記入欄として作成します。 テキスト(複数行) 複数行の自由記入欄として作成します。 セレクトメニュー プルダウンで選択する項目として作成します。 ラジオボタン 択一の項目として作成します。 チェックボックス 複数選択可能な項目として作成します。 選択内容 選択する候補の項目を縦に並べてご入力ください。 高さ テキスト(複数行)のとき、行数を指定します。 優先順位 実際のウィザードでは、この数字の大きい項目から順に表示します。 見出非表示 チェックをすると、所見に「項目名」に入力した内容を、タイトルとして表示しません。 セレクトメニュー、ラジオボタン、チェックボックスなどの選択メニューに関するコメントを記載する場合などにご利用いただけます。
例)不使用 チェックをするとウィザードに項目を表示しません。 削除 チェックして[登録]すると項目を削除します。 - [登録]を押します。
- [設定]>[ユーザ管理]を開きます。
- ユーザ名を押します。
- [カルテ開始時のウィザード使用]を[有]にします。
- 従来の[入力ウィザード]あるいは、上記「■登録」で登録したカスタムウィザードの「見出し」を選択します。
- [登録]を押します。
- 患者様の画面を開きます。
- [カルテ入力]または[カルテ編集]を開きます。
- 入力ウィザードの下の[見出し]を押してください。※自動起動設定にしている場合は不要です。
- 既定値日付に前回Doする日付を選択してください。
- 内容を入力して[登録]を押してください。
- 所見欄に記載した内容が転記されます。
- [診察完了]または[編集完了]、[中断]を押します。
2. 外来機能の変更
外来で、受付の機能が簡略化されます。また、従来の予約表示以外に、日別、月別で外来予約一覧の確認ができるようになります。
予約一覧画面(月別/日別)
予約患者様の受付(到着確認)
操作方法
■外来予約の一覧表示- [外来]>[外来予約]に移動します。
- 当月の外来予約の一覧を表示します。
- 日付をクリックします。
- 1日の外来予約の一覧を表示します。
- [PDF]ボタンを押すと外来予約一覧の印刷ができます。
当月の外来予約一覧から予約する場合
- [外来]>[外来予約]に移動します。
- [新規予約]を押します。
- 患者様を選択し、診療日、診療時間、メモを入力します。
- [予約]を押します。
- [外来]>[外来予約]に移動します。
- 日付をクリックします。
- [新規予約]を押します。
- 患者様を選択し、診療時間、メモを入力します。
- [予約]を押します。
- [外来]>[外来予約]に移動します。
- 予約を変更したい患者名をクリックします。
- 診療日、予約時間を変更します。削除の場合は、削除にチェックを入れます。
- [変更]を押します。
- [外来]タブに移動します。
- 氏名右の[受付]を押します。
- 診察室、受付時間を入力します。
- [受付]を押します。
3. カルテ編集時の予定表反映の初期表示設定
カルテ編集時に次回診療日に日時の入力がある場合、カルテ編集画面の[予定表反映]にチェックがあれば、編集完了時にその日時を在宅予定に反映し、
チェックがなければ在宅予定に反映しません。
予定表反映のチェック有無の初期設定を、設定画面から行っていただけるようになります。
操作方法
- [設定]タブに移動します。
- [クリニック情報]の[予定表反映]の内容を設定します。
- [保存]を押します。
4. レントゲン算定時の入力順
レントゲンの行為入力を、ORCAの算定項目順でモバカルネットに入力すると、ORCAで並び替えを行っていただく必要がなくなります。
また、ORCAの点数マスタで作成したレントゲンの部位コードは、モバカルネットの[設定]>[行為コード]で、行為区分=700で登録すると、カルテ入力時、行為入力の自費・セットの欄から部位を入力できます。
カルテ画面での行為入力欄
ORCAで作成した部位コードの登録
操作方法
- 患者様の画面を開きます。
- [カルテ入力]または[カルテ編集]を開きます。
- [行為入力]を開きます。
- [全体]または[自費・コード]より部位を選択します。
- 単純撮影(デジタル撮影)等、算定項目を、算定順に入力します。
- [診察完了]または[編集完了]、[中断]を押します。
- [レセプト]より[ORCA送信]を行うと、ORCAに順番が変わらずに取り込まれます。
5. 診療レポート(様式2)の追加
診療レポートに新しい様式ができます。カルテの所見欄の内容をそのままレポートに出力します。
操作方法
- 患者様の画面を開きます。
- [カルテ入力]または[カルテ編集]を開きます。
- 入力ウィザード、カスタムウィザード、または直接入力で、所見欄に入力します。
- [診療レポート(様式2)]にチェックを入れます。
- [診察完了][中断]または[編集完了]を押します。
- 医事文書に診療レポートが作成されます。
6. カルテ入力時のオフライン保存
カルテ入力途中に電波が圏外になった場合、[診察完了][中断]を押すと、「サーバと通信できませんでした。電波状況を確認してください。」となり、オンラインの場所に移動するまで保存ができませんでした。
今回のリリースでは[診察完了][中断][中止]の他に[オフライン]が追加になり、[オフライン]を選択すると所見がパソコン内部に一時保存されます。
電波が届くところで、[オフライン]タブの[カルテ一覧]の[送信]で過去カルテに入れることが可能です。
操作方法
- 患者様の画面を開きます。
- [カルテ入力]または[カルテ編集]を開きます。
- 所見を入力します。
- [オフライン]を押します。
7. ファルコバイオシステム社FORESTとの検査オーダー連携
(株)ファルコバイオシステム社の検査システムFORESTとの連携を開始します。
モバカルネットから出力したオーダーファイルをFORESTに取り込むことで検査オーダーをオンラインで行うことが可能になります。
また、指示箋の印刷や、検体用のバーコードシールの印刷等も行えるようになります。
※ご利用をご希望の場合は、弊社までご連絡をお願いいたします。
※FORESTの設定方法、ご利用方法につきましては、ファルコバイオシステムズのご担当者様にご連絡ください。
操作方法
■モバカルネット設定方法- モバカルネットで[設定]>[クリニック情報]を開きます。
- [検査オーダー形式]で「ファルコバイオシステムズ」を選択します。
- [保存]を押します。
■検査オーダーファイル出力方法
- [検査]>[検査オーダー]を開きます。
- [検査オーダーファイル作成]を押します。
- 診療日付を選択します。
- 検査会社に[ファルコバイオシステムズ]を選択します。
- [オーダーファイル作成]>[OK]を押します。
- [検査オーダーファイル]欄の[オーダーファイル][フラグファイル]を押すと、ダウンロードが始まります。
- ダウンロードしたファイルを、FORESTをインストールしたパソコンでFORESTに取り込んでください。
8. シェーマの機能拡張とボタン名称の追加(手書き機能)
シェーマの機能を拡張し、ボタンの名称を「手書き」に変更しました。
「手書き」では、最初に白紙が表示されますのでフリーでご記入いただけます。
部位を選択するとこれまでと同じようにシェーマとしてご利用いただけます。
また部位に顔を2点追加しました。
操作方法
- 患者様の画面を開きます。
- [カルテ入力]または[カルテ編集]を開きます。
- [手書き]を押します。
- 記入して、[保存]を押してください。
9. リリース案内のウェブ化
今月よりリリース案内を電子カルテから開き、ウェブサイト上でご欄いただけるようになります。
操作方法
- [ホーム]を開きます。
- 左下[今月のリリース案内]を押します。
- 当案内をご確認いただけます。