平素はモバカルネットをご利用いただき、誠にありがとうございます。
今回のリリースでは、こちらの機能を新たに追加いたします。

- 物品機能強化
- 検査オーダーの項目紐づけ機能追加
- 処方せんの残薬欄チェック機能
- 様式11および11-3(在宅療養支援診療所に係る報告書)出力機能追加
- 診療レポートに情報取り扱いについての文言を追加
- 軽微な修正
2017年3月31日
※やむを得ない理由によりリリース日またはリリース予定の機能が変更となる場合がございます。
本案内に関するお問い合わせは弊社医療サポートまでご連絡ください。
(TEL) 050-5577-5406 (Eメール) medical8@ntt-et.co.jp
1. 物品機能強化
物品機能に以下の機能を追加します。
- 物品管理機能:物品のセットを作成し、各患者様の物品画面で使用できる機能になります。
- 患者様画面、物品セット選択機能:各患者様の画面で物品セットから選択できる機能になります。
- 患者様画面、個別物品登録機能:従来の機能です。
- 自動算定機能:物品と算定項目を紐づけることで、物品を使用すると、行為欄に算定項目が入る機能です。
- 在庫管理機能:物品セットのうち、患者様のカルテで使用した数、および、管理画面から補充した数に応じて、在庫数を管理する機能です。(※来月以降機能追加予定)
設定から物品セットを作成し、患者様の物品画面で、セットから登録します。
セットからだけでなく、患者様の物品画面でセットにない物品を個別に登録することもできます。
また、来月以降追加予定の在庫管理機能では、セットにした物品の在庫数を、物品管理の画面より、管理することができます。
在庫数は、カルテで使用すると自動的に減り、在庫管理画面より在庫数を補充する予定です。
【物品管理からセット作成機能】

↓

【患者様 物品画面】

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物品 | ![]() | 物品管理で登録した物品から選択します。 |
![]() | 物品管理で登録していない物品を追加します。従来の物品もこのカテゴリに入ります。 | |
算定項目 | ![]() | 物品を使用した際に算定する行為項目を入力します。 |
交換頻度 | 日( ) | 「 」日はアラートの基準となる日数を数字で入力します。()内は備考です。 |
アラート表示 | 日前 | 交換アラートを何日前から表示したいか、日数を数字で入力します。 |
使用フラグ | 使用中/中止/終了 | 物品の使用を中止または終了したい場合に使用します。 中止または終了にするとカルテ入力に表示しなくなります。 |

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【患者様 カルテ入力】

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【患者様 物品使用終了(中止)】

使用フラグ | 使用中/中止/終了 | 物品の使用を中止または終了したい場合に使用します。 中止または終了にするとカルテ入力に表示しなくなります。 |
削除ボタン | 物品を間違えて登録した場合に削除します。 カルテ内に使用履歴がある場合は履歴まで削除しますので、ご注意ください。 |
操作方法
【設定:物品管理登録方法】- 「設定」を開きます。
- 右上「クリニック情報」を「物品管理」に変更します。
- 「新規登録」を押します。
- 該当の項目を入力します。
- 「登録」を押します。
- 患者様の画面を開きます。
- 「物品」を開きます。
- 「処置・物品追加」を押します。
- 各項目を入力します。マスタから登録を押すと、設定から登録した物品を選択できます。個別に登録を押すと、直接物品を入力できます。
- 「編集」を押して登録します。
- 患者様の画面を開きます。
- 「カルテ入力」または「過去カルテ」の「編集」を開きます。
- 所見欄下部の処置名にチェックします。
- 「診察完了」「編集完了」または「中断」を押します。
機能追加の理由
物品のマスタ作成をしたいというご要望に対応しました。また、物品の在庫管理をしたいというご要望には来月以降対応いたします。2. 検査オーダーの項目紐づけ機能追加
※ファルコバイオシステムズ以外の検査会社様でオーダーの連携を行っているクリニック様が対象となります。
※ちゃオ!は準備中ですので少々お時間いただけますようお願い申し上げます。
検査オーダーの際、行為コードやセットコード(ORCAのPセット)と、検査会社の検査項目を、クリニック様ごとに紐づけできる機能を追加します。
この機能をご利用いただくと、例えば、
eGFRやAG/比などの算定項目のない検査項目をオーダーする場合や、
ジゴキシン、バルプロ酸ナトリウムなどの血中濃度の検査項目をオーダーする場合や、
スギ、ヒノキなどのアレルギーの検査項目をオーダーする場合に、
検査項目をカルテの行為欄よりオーダーしていただけるようになります。
また、検査項目は、「設定」→「入力支援セット」より検査セットに登録すると、よりご利用しやすくできます。
【カルテ入力画面】
操作方法
【①オルカの設定方法】- 「21 診療行為」を開きます。
- 「セット登録」を押します。
- セットコードを入力します。
- 有効期間の年月日をEnterで入力します。。
- セット名に検査名を入力します。
- 検査の算定項目を入力します。算定項目がない場合は008600000で検査名等を入力します。
- 「登録」を押します。
- 「設定」を開きます。
- 右上「クリニック情報」を「行為コード」に変更します。
- 「新規登録」を押します。
- 該当の項目を入力します。
行為区分:600
行為コード:①でORCAに登録したPコードまたは既存の行為コード
行為名:検査名 - 「登録」を押します。
- 「設定」を開きます。
- 右上「クリニック情報」を「カスタム検査項目」に変更します。
- 「新規登録」を押します。
- ②で登録した行為名を入力し、候補から選択します。
- 検査オーダーを紐づけたい検査項目名を入力し、候補から選択します。
- 「登録」を押します。
- 患者様の画面を開きます。
- 「カルテ入力」または「編集」を開きます。
- 行為欄の「行為入力」の「自費セット」より検査項目を選択します。
※検査セットに登録している場合は、入力支援セットから選択します。 - 検査項目を選択します。
- 「診察完了」「編集完了」または「中断」を押します。
- 「検査」を押します。
- 「検査オーダー」を押します。
- 日付、検査会社名を選択します。
- 検査オーダーする患者様を選択します。
- 「次へ」を押します。
- 「オーダーファイル作成」を押します。
- 「OK」を押します。
- 「オーダーファイル」を押します。
- ダウンロードしたファイルを検査会社様に渡してください。
機能追加の理由
検査項目をカルテからオーダーしたいというご要望に対応しました。3. 処方せんの残薬欄チェック機能
処方せん下段の、
----------------
保険薬局が調剤時に残薬を確認した場合の対応(特に指示がある場合は「レ」又は「×」を記載すること。)
□保険医療機関へ疑義照会した上で調剤
□保険医療機関へ情報提供
----------------
×を出力する機能を追加します。
操作方法
- 「設定」を開きます。
- 「残薬、(保険医療機関へ疑義紹介した上で調剤)」「残薬、(保険医療機関へ情報提供)」を「する」または「しない」にします。
- 「保存」を押します。
機能追加の理由
処方せん残薬チェックをしたいというご要望に対応しました。4. 様式11および11-3(在宅療養支援診療所に係る報告書)出力機能追加
様式11および11-3(在宅療養支援診療所に係る報告書)をモバカルネットから出力する機能を追加します。
モバカルネットに登録している、カルテの診療タイプ、サマリーの初診日、ステータス(死亡日、死亡場所)、算定項目などにより、自動作成いたします。
操作方法
- 「情報・集計」を選択します。
- 「診療集計」を選択します。
- 「様式11」「様式11-3」を押します。
- 集計期間を入力します。
- 「作成」を押します。
- 「OK」を押します。
- エクセルを保存します。
機能追加の理由
様式11および様式11-3(在宅療養支援診療所に係る報告書)を出力したいというご要望に対応しました。5. 診療レポートの情報取り扱いについての文言を追加
診療レポートおよび診療レポート2に以下の情報取り扱い注意の文言を印字します。
※ 本文書の情報公開範囲は上記の情報提供先に限ります。
※ 本文書には個人情報が含まれていますので取扱いにご注意下さい。
操作方法
- 患者様の画面を開きます。
- 「カルテ入力」または「編集」を開きます。
- 左下「診療レポート」または「診療レポート2」をチェックします。
- 「診察完了」「編集完了」または「中断」を押します。
- 「医事文書」を押します。
- 作成した診療レポート名を押します。
機能追加の理由
関連事業所に公開した診療レポートの公開範囲について注意喚起する文言を情報保護の目的で記載して欲しいというご要望に対応しました。6. 軽微な修正
以下の修正を行いました。
- 空の処方せんの交付年月日の「年」「月」「日」という文字を印字するように変更します。
- 医事文書の「訪問看護指示書」の宛先に「御中」をつけます。
- 医事文書の「訪問看護指示書」の留意事項および特記すべき留意事項のスペースを調整します。
- シェーマに「口腔内」を追加します。