平素はモバカルネットをご利用いただき、誠にありがとうございます。
今回のリリースでは、こちらの機能を新たに追加いたします。

- 在宅予定に大画面表示用の月表示を追加
- 診療レポートに内容の非表示機能を追加
- 定期処方ボタンの追加
- HDS-Rの結果転記機能追加
- 外来のステータスを自動で会計済にする機能を追加
- 在宅予定の予定外に診療タイプを表示
- 看護記録の定型文をボタン仕様に変更
- タスク機能にタスクステータスの表示を追加
- 確定した算定項目の診療区分表示桁数変更
- カスタムウィザード(所見テンプレート)の患者様ごとの初期表示設定追加
- 軽微な修正
2016年12月26日
※やむを得ない理由によりリリース日またはリリース予定の機能が変更となる場合がございます。
本案内に関するお問い合わせは弊社医療サポートまでご連絡ください。
(TEL) 050-5577-5406 (Eメール) medical8@ntt-et.co.jp
1. 在宅予定に大画面表示用の月表示を追加
在宅予定に、大画面表示用の月表示機能を追加します。
1カ月を俯瞰して確認するための機能で、表示のみ対応します。
操作方法
- 「在宅予定」を開きます。
- 「月(時間)表示」を開きます。
機能追加の理由
カンファレンスなどに使う大きな画面用の表示をしたいというご要望に対応しました。2. 診療レポートに内容の非表示機能を追加
現状、診療レポートにはカルテの所見に記載した情報をすべて印字しますが、
「/*」から始まり、「*/」で終わる間に記載した内容を、印字しないようにする機能を追加します。
例)
【カルテの記載】
あまり食が進まない。/*抗がん剤の影響による*/
ミキサー食について管理栄養士の指導を行う。
↓
【診療レポートの内容】
あまり食が進まない。
ミキサー食について管理栄養士の指導を行う。
↓
「/*」や「*/」を定型文に登録していただくとよりスムーズにご利用いただけます。
操作方法
- 患者様の画面を開きます。
- 「カルテ入力」または過去カルテの「編集」を押します。
- 所見入力時、診療レポートで非表示にしたい内容を、/*非表示にしたい内容*/で囲みます。
- 「診察完了」「編集完了」または「中断」を押します。
機能追加の理由
告知しない病名についての記載など、診療レポートに載せない内容を所見欄から指定したいというご要望に対応しました。3. 定期処方ボタンの追加
カルテ入力の「院外処方」欄に「定期」ボタンを追加します。
患者様の定期処方を、院外処方に入力するボタンです。
操作方法
- 患者様の画面を開きます。
- 「カルテ入力」を押します。
- 院外処方または院内処方欄で、「定期」を押します。
- 「診察完了」または「中断」を押します。
機能追加の理由
診察開始(定期処方なし)でカルテ記載を始めた後、やはり定期処方が必要になった場合に対応いたしました。4. HDS-Rの結果転記機能追加
入力支援メニューのHDS-Rの記録を、従来は点数のみ所見欄に転記していましたが、回答の内容も転記するようになります。
操作方法
- 患者様の画面を開きます。
- 「カルテ入力」または過去カルテの「編集」を押します。
- 入力支援メニューから「HDS-R」を選択します。
- 回答内容をチェックします。
- 「所見欄に入力」を押します。
- 「診察完了」「編集完了」または「中断」を押します。
機能追加の理由
HDS-Rの詳細な回答内容も所見に残したいというご要望に対応しました。5. 外来のステータスを自動で会計済にする機能を追加
ORCAの「21診療行為」で登録が完了すると、モバカルネットの「外来」のステータスが自動で「会計済」になります。
操作方法
- 「外来」を選択します。
- 「新規受付」より患者様を受付するか、予約の患者様を「修正」で「受付済」にします。
- カルテ入力より所見、行為、処方等を入力し、診察完了を押します。
- ORCA送信します。
- ORCAの「中途表示」より取込み、「登録」を3回押します。
- 「外来」を選択します。患者様のステータスが「会計済」になります。
機能追加の理由
自動で会計済にしてほしいというご要望に対応しました。6. 在宅予定の予定外に診療タイプを表示
在宅予定の一覧表示の「予定外」の欄に診療タイプを表示します。
操作方法
- 「在宅予定」を選択します。
- 最下部にスクロールします。
機能追加の理由
往診等の理由がわかるようにしました。7. 看護記録の定型文をボタン仕様に変更
従来は、看護記録の入力欄を選択すると、定型文の枠を自動で表示していました。
今回から、「定型文」ボタンを押すと定型文を表示し、定型文をクリックすると、入力中の文章の最後に挿入するようにいたします。
操作方法
- 患者様の画面を開きます。
- 右上「医療▼」を「看護」に変更します。
- 「新規作成」を押します。
- 「定型文」ボタンを押します。
- 定型文を挿入したいタイミングで、定型文の文章を押します。
- 「送信」を押します。
機能追加の理由
定型文を使用しない場合に対応しました。8. タスク機能にタスクステータスの表示を追加
依頼済みのタスクが完了したかなど、タスクのステータスを表示します。
マークは未完了、
マークは完了です。
操作方法
- 最上部の
を押します。
- 「依頼済みタスク」を押します。
機能追加の理由
依頼したタスクのステータスを確認したいというご要望に対応しました。9. 確定した算定項目の診療区分表示桁数変更
ORCAで[21診療行為]より登録を完了したカルテの行為欄に表示する、確定診療区分を従来の3桁から、レセプトの診療区分に合わせた2桁に変更します。
操作方法
- 患者様の画面を開きます。
- 「カルテ入力」の「診察開始」または過去カルテの「編集」を開きます。
- 行為を入力します。
- 「診察完了」「編集完了」または「中断」を押します。
- 「ORCA送信」を押してオルカに送信します。
- ORCAの「21診療行為」を開きます。
- 「中途表示」を押します。
- 該当の患者様の該当の診療日を選択します。
- 「確定」を押します。
- 「登録」を押します。
- 「登録」を押します。
- 「登録」を押します。
- モバカルネットで患者様の画面を開きます。
- 過去カルテの緑字の部分に診療区分を2桁で表示しています。
機能追加の理由
オルカとのコードを合わせるため。10. カスタムウィザード(所見テンプレート)の患者様ごとの初期表示設定追加
カルテ入力の診察開始を押した際、どのカスタムウィザードを自動起動にするかの設定を、患者様ごとに行う機能を追加します。
患者様のサマリーの「カルテ開始時のウィザード」を設定すると、そのウィザードを全ユーザ共通で自動起動するようになります。
患者様のサマリーの設定は、従来のユーザの初期設定より優先されます。
操作方法
【設定方法】- 患者様の画面を開きます。
- 「サマリー」を開きます。
- 「編集」を押します。
- 「カルテ入力時のウィザ-ド」を選択します。
- 「保存」を押します。
- 患者様の画面を開きます。
- 「カルテ入力」を開きます。
- 「診察開始」を押します。
機能追加の理由
指導管理内容をつけたウィザードを必ず使用する患者様のテンプレートを指定したいというご要望に対応しました。11. 軽微な修正
以下の修正を行いました。
- 医事文書の死亡診断書の「生後一年未満で病死した場合の追記事項」の「母の生年月日」の元号が反対になる不具合を修正します。
- 医事文書の編集画面でも
マークから、別のタブで患者様情報を複製できるようにします。
- 「記録・文書」の「職種別文書」で、訪問看護指示書も職種別に印刷・FAX送信するようにいたします。
- カルテ入力時「急性」が二重になる不具合を修正します。
- 医事文書の「診療情報報告書」の宛先の位置を窓付き封筒に対応するよう少しずらします。
- 掲示板機能で、追加した掲示板では返信の順番が反対になる不具合を修正します。