平素はモバカルネットをご利用いただき、誠にありがとうございます。
今回のリリースでは、こちらの機能を新たに追加いたします。
- [平成28年度改正対応] 処方せん
- [平成28年度改正対応] モバカルネットマスタ更新
- カルテ入力時、主保険優先選択
- 頓服薬入力時、「10回分」を初期表示
- 予定表の一括出力機能追加
- 院外処方のORCA連動強化
- 収納管理オプション機能強化
- 在宅予定の同時刻の場合の並び順設定機能追加
- 収納管理オプションの全銀協フォーマット各社対応
- 記録・文書の表示変更
2016年3月29日
本案内に関するお問い合わせは弊社医療サポートまでご連絡ください。
(TEL) 050-5577-5406 (Eメール) medical8@ntt-et.co.jp
1. [平成28年度改正対応] 処方せん
処方せんのフォーマットが変更になります。
操作方法
- 患者様の画面を開きます。
- 「カルテ入力」または過去カルテの「編集」を開きます。
- 「院外処方」欄に入力します。
- 「診察完了」「編集完了」または「中断」でカルテを保存します。
- 「処方せん」ボタンまたは「医事文書」から印刷します。
機能追加の理由
改正対応2. [平成28年度改正対応] モバカルネットマスタ更新
平成28年度改正対応のマスタ更新を行いました。
カルテ入力および編集時、診療日が2016年4月以降の場合改正後のマスタを参照します。
診療日が2016年3月31日までの場合は、改正前のマスタを参照します。
このため、未来日でのカルテ入力、過去日のカルテ編集でも、該当するマスタをご利用いただけます。
「設定」からセットの登録・変更を行う場合、または、
患者様画面の「その他」からの定期セットの登録・変更を行う場合は、
2016年4月1日以降に行ってください。
■在宅医療にかかわる主な新設診療行為(※抜粋)
詳細は日医総研の資料等をご参照ください。日医総研の資料を開く
新設する項目名 | |
---|---|
【在宅患者訪問診療料(同一建物居住者)】 203 点 | |
【在宅緩和ケア充実診療所・病院加算(在宅患者訪問診療料)】 1,000 点 【在宅療養実績加算1(在宅患者訪問診療料)】 750 点 【在宅療養実績加算2(在宅患者訪問診療料)】 500 点 | |
【在医総管(機能強化在支診等・病床有・難病等月2回以上・1人) 】などの在宅時医学総合管理料 | |
【処方せん無交付加算(在宅時医学総合管理料)】 300 点 | |
【在宅緩和ケア充実診療所・病院加算(在医総管)(1人)】などの在宅緩和ケア充実診療所・病院加算 【在宅療養実績加算1(在医総管)(1人) 】などの在宅療養実績加算 | |
【施医総管(機能強化在支診等・病床有・難病等月2回以上・1人) 】などの施設入居時等医学総合管理料 | |
【処方せん無交付加算(施設入居時等医学総合管理料)】 300 点 | |
【在宅療養実績加算1(施医総管)(1人) 】などの在宅療養実績加算 | |
【在宅緩和ケア充実診療所・病院加算(施医総管)(1人)】などの在宅緩和ケア充実診療所・病院加算 【在宅自己注射指導管理料(1以外の場合)(月27回以下)】 650 点 | |
【在宅持続陽圧呼吸療法指導管理料1】2,250 点【在宅持続陽圧呼吸療法指導管理料2】 250 点 | |
【在宅持続陽圧呼吸療法用治療器加算(ASVを使用)】 3,750 点 【在宅持続陽圧呼吸療法用治療器加算(CPAPを使用)】 1,100 点 | |
【在宅酸素療法材料加算(チアノーゼ型先天性心疾患)】 780 点 【在宅酸素療法材料加算(その他)】 100 点 | |
【在宅持続陽圧呼吸療法材料加算】 100 点 | |
【在宅自己注射指導管理料(1以外の場合)(月27回以下)】 650 点 | |
【在宅緩和ケア充実診療所・病院加算(在がん医総(在支診等))】 150 点 【在宅療養実績加算1(在がん医総(在支診等))】 110 点 【在宅療養実績加算2(在がん医総(在支診等))】 75 点 | |
【一般名処方加算1】3点 【一般名処方加算2】2点 | |
【休日往診加算(機能強化した在支診等)(病床あり)】などの休日往診加算 |
※在宅医療専門診療所で、所定点数の80/100に相当する点数で算定する医療機関の場合、減算が平成29年4月1日より適用となりますので、対応は平成29年3月以降を予定しています。
機能追加の理由
改正対応3. カルテ入力時、主保険優先選択
カルテ入力時、行為欄下部の保険選択の優先順位を変更します。
- 自費以外の主保険があれば、優先して選択します
- 公費はすべてチェックが入ります
また、在宅予定の「一覧表示」から定期処方での一括出力をする場合も同様です。

操作方法
- 患者様の画面を開きます。
- 「カルテ入力」を開きます。
- 「行為」欄に下部で保険を確認します。
- 自費以外の保険が優先選択されていますので、自費の場合は選択し直します。
- 公費はすべてチェックが入っていますので、不要な場合はチェックを外します。
機能追加の理由
主保険を先に登録し、自費を後で登録した場合でも、主保険を初期選択にして欲しいというご要望に対応しました。4. 頓服薬入力時、「10回分」を初期表示
処方入力で、見出しに「頓服薬」を選択すると、自動で日数・回数が「10回分」になります。
操作方法
- 患者様の画面を開きます。
- 「カルテ入力」または過去カルテの「編集」を開きます。
- 「院外処方」欄に入力します。
- 「処方入力」を押します。
- 見出しを「頓服薬」にします。
- 回数が10回になりますので、適宜変更します。
機能追加の理由
頓用の処方は基本的に○回で処方するので初期設定を変更して欲しいというご要望に対応いたします。5. 予定表の一括出力機能追加
患者様にお渡しする予定表を在宅予定の「一覧表示」から一括で出力できます。
時刻の印字方法を設定することができます。
予定時刻あり | 在宅予定の開始時刻を印字します。 |
AM・PM | 在宅予定の開始時刻を基準に、「午前」「午後」を印字します。 |
予定時刻なし | 時刻を印字しません。 |

操作方法
- 「在宅予定」を開きます。
- カレンダーから日付を選択します。
- 職種を選択します。
- 印字したいスタッフの氏名の下の
をクリックします。
機能追加の理由
患者様にお渡しする予定表を一括で出力したいというご要望に対応しました。6. 院外処方のORCA連動強化
モバカルネットの「院外処方」欄に入力した以下の項目がORCA送信でORCAと連動します。
後発品への変更不可チェック | 処方せんの変更不可の「×」の情報をORCAへ送信します。 |
一般名処方のチェック | 一般名処方の情報をORCAへ送信します。 |
処方せん備考欄 | 備考欄に記載した情報をORCAへ送信します。 |

|
モバカルネットでORCA送信/ORCAで「21診療行為」で中途表示から取り込み
↓

操作方法
- 患者様の画面を開きます。
- 「カルテ入力」または過去カルテの「編集」を開きます。
- 「院外処方」欄に入力します。
機能追加の理由
ORCAから処方せんを出力したいというご要望に対応しました。7. 収納管理オプション機能強化
収納管理オプションに以下の機能強化を行います。
- 「情報更新」時にすべての情報をORCAおよび給管鳥から取得し、帳票出力時はORCAへの接続を行わないようにいたします。
→この変更により、「情報更新」に読込の時間がかかるようになりますが、帳票の出力はスムーズに行っていただけます。 - 給管鳥のデータベースファイル(QKAN.FDB)のアップロード可能サイズを100MBから200MBに拡張します。
操作方法
- 患者様の画面を開きます。
- 「収納管理」を選択します。
- 年月を選択します。
- 「情報更新」を押します。
機能追加の理由
収納管理オプションへのご要望に対応いたしました。8. 在宅予定の同時刻の場合の並び順設定機能追加
在宅予定の一覧表示で、同時刻の場合の並び順を設定する機能を追加します。
【設定】
[設定]→[クリニック情報]→[在宅予定同時刻の場合表示順]より、訪問先名称順、入力順、患者名(カナ)順に設定できます。
【表示】
設定の順序にしたがって、同時刻の患者様を表示します。
操作方法
【設定】- 「設定」を開きます。
- 「クリニック情報」を開きます。
- 「在宅予定同時刻の場合表示順」を選択します。
- 「保存」を押します。
- 「在宅予定」を開きます。
機能追加の理由
同時刻の場合の並び順については、様々なご要望がございましたので、設定できるようにいたしました。9. 収納管理オプションの全銀協フォーマット各社対応
収納管理オプションの全銀協フォーマット出力で各社のフォーマットに対応しました。
- アプラス
- 日立キャピタル
- トータルネット
- ワイドネット

操作方法
- 「収納管理」を開きます。
- 「▼出力」を「全銀協規定フォーマット出力」に変更します。
- 「収納代行会社」より対象の会社を選択します。
- 「委託者番号」「依頼人名」「条件」「振込日」を入力します。
- 患者を選択します。
- 「出力」を押します。
機能追加の理由
収納代行会社様の間での仕様の違いを吸収しました。10. 記録・文書の表示変更
記録・文書の初期表示を、1日から全件に変更しました。
操作方法
- 「記録・文書」を開きます。
- 期間を指定したい場合は、条件を入力して「上記の条件で検索」を押してください。